≪RAの診断基準≫
| ・ | 朝のこわばり(ぎこちなさ)、少なくとも1時間以上 |
| ・ | 2関節以上の関節痛 |
| ・ | 手関節、MCP関節、PIP関節の腫脹 |
| ・ | 対称性の関節炎 |
| ・ | リウマトイド結節 |
| ・ | 血清リウマトイド因子(RF)高値 |
| ・ | 手指、手関節にびらん、X腺所見 |
| ・ | CRP陽性 |
上の中の4つは少なくとも6週間持続しなければならない。
検査所見ではリウマトイド因子は約85%の症例で陽性となる。検査では一般的にIgM型リウマトイド因子を測定しているが、IgG型リウマトイド因子は悪性 関節リウマチや活動性の高い症例に陽性になりやすい。
抗ガラクトース欠損IgG抗体は通常のリウマトイド因子に比較すると疾患特異度が高い。
上皮細胞フィラグリンはpeptidylarginine deimidaseの作用によって約20%のアルギニンがシトルリンに変換される(シトルリン化)が、 抗シトルリン化フィラグリン抗体を、 環状ペプチドにした抗環状シトルリン化ペプチド(抗CCP抗体)は、リウマトイド因子に比較すると特異度、感受性共に高く、診断に有用である。
<用語解説>
リウマトイド因子(RF)・・・・
IgGに対して生じた自己抗体(主としてIgM)。RAの約80%に認められる。
C反応性蛋白(CRP)・・・・
炎症や組織破壊などがあるばあいに炎症性サイトカイン(IL-6)の刺激により肝臓で産生され血中に出現する蛋白、数時間で上昇し、原因がなくなれば速やかになくなる。
マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP-3)・・・・
プロテオグリカン、コラーゲンらを分解する酵素で、組織破壊に深く関与する。増殖する滑膜組織が特異的に分泌し、関節破壊をより正確に反映する
